【チェンマイ】伝統工芸「セラドン焼き」に囲まれる「サイアムセラドン ティーハウス」がオススメです。

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サイアムセラドン ティーハウス

王室御用達のゴージャスな「ベンジャロン焼き」とは対照的に、普段使いの食器として愛されているタイの伝統工芸「セラドン焼き」。

そんな「セラドン焼き」のお買い物も楽しめる…という旅女子のココロをググッとつかむ嬉しいカフェレストランが、2003年創業の「Tea House Siam Caladonサイアムセラドン ティーハウス)」です。

簡単なセラドン焼きの説明と共に、「サイアムセラドン ティーハウス」の訪問レポをお届けしたいと思います♡

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そもそも「セラドン焼き」って?

「セラドン焼き」は、数百年の歴史を持つ、タイの北部にある古都チェンマイを産地とする青磁器。

うすーい翡翠にミルクを混ぜたような独特の色合いとツヤが、控えめで静謐な美しさを醸し出しています。
最近では色のバリエーションも増えているとか。

セラドン焼き 皿

Siam Celadon(サイアムセラドン社)

そして、セラドン焼の工房として有名なのが、創業数十年を誇る「サイアムセラドン」です。

高級リゾートホテルに採用されていたり、首都バンコクで人気のアジアングッズショップ「AYODAYA」にも、その商品が置かれています。

今回ご紹介する「サイアムセラドン ティーハウス」は、その名の通り、サイアムセアドンが運営するショップ&カフェなんです!

「サイアムセラドン ティーハウス」へ!

てなワケで、お目当てのサイアムセラドン ティーハウスに向かいました。

サイアムセラドン ティーハウス 場所

サイアムセラドン ティーハウスは、「古風でエレガントな建物で、緑に囲まれてお茶できるるるる~♪」という事前情報とは、かなりイメージが違うエリアに、唐突に(笑)存在しています。

ちなみにコチラ、「Tha Phae」という大きい道路沿いにあり、その道をそのまま西へ進むと、ターペー門から四角く区切られた旧市街に入る事が出来る…という場所。

住所:Chang Moi, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50300 タイ
グーグルマップで開く

ランナーコロニアル様式の建物は受賞歴も

サイアムセラドン ティーハウスの建物は、タイ北部(チェンマイ周辺)独自の文化である「ラーンナー様式」に、西洋の「コロニアル様式」(タイは植民地になった歴史はないのですが)がプラスされた、素晴らしい建築物。

サイアムセラドン ティーハウス

築100年を超える、大規模な2階建てチーク材の建物です。
過去には、建築材の小売店や、診療所などとして使われたことも。

まわりの建物とは全く違う佇まいなので、遠くからでも「あ!あれだ!」とわかります。

数度の改築工事、復旧作業などを経て、現在、中央には風通しの良い広々としたアトリウムを設けたガーデンレストラン兼として使われているワケなんですね。

2004年3月4日には、Siam Architects Associationとチェンマイ市から、古い建物を保護する優秀賞を受賞しています。

店内の様子(ショップエリア)

入店です!

入口に立つと、前述した中央のアトリウムが明るく出迎えてくれます。

手前にショップ、奥にガーデンレストラン、という作り。

セラドンカフェ チェンマイ

さて、手前のショップからご紹介していきましょう。

セラドン焼き サイアムセラドンショップ

セイアムセラドン製のセラドン焼きがズラリと並んでいます。

ベーシックな、薄い翡翠カラーの他、最近人気だという深い藍色にやはりミルクを混ぜたようなカラーのモノもたくさん。

セラドン焼き 青色

ガイドブックによく掲載されている、マンゴスチンモチーフのモノも、もちろんありました!

セラドン焼き マンゴスチン

そして、「チェンマイといえば!」な象モチーフのマグカップも。
これ、お土産にいいかも。

セラドン焼き 象のマグカップ

お値段ですが、小さいものなら数百円からお買い物できます。

セラドン焼き コーヒーカップ

店内の様子(レストランエリア)

一通りショップをチェックした後はカフェ、ガーデンレストランの方へ。

サイアムセラドンショップ メニュー 値段

私たちが訪れた時間はカフェタイムで↑こちらのセットがオススメされていました。

お茶とケーキの簡単なセットで約400円強。

着席して注文完了~。ふと周りを見渡すと…

サイアムセラドン ティーハウス 内装 ラーンナー様式

床材や天井の装飾、確かに素晴らしいです。

建物の古さを生かすためでしょうか、エアコンは設置されていませんが、その作りのおかげで風が通り涼しい店内。

サイアムセラドン ティーハウス 庭

さらに奥に進むと手入れされたガーデンがあります。

サイアムセラドン ティーハウス 庭

朝ごはんとかなら、ガーデンの方でいただくの、いいかもしれませんね!

セラドン焼き 象のマグカップ

と、注文していたセットが来ました。

使われている食器はもちろんセラドン焼き。中には、こだわりの、Ramingファームで作られた紅茶が入っています。

ちなみに…カフェのスペースにもちょっとした物販のコーナーがあり、おそらくここで提供されているであろうオーガニックのコーヒーや、タイらしい紅茶などが売られていました。

タイ オーガニックコーヒー

実は、以前別のページで紹介した、バタフライピーのハーブティーもここで購入したもの。

サイアムセラドン ティーハウス お買い物

意外に美味しい、もっちりとした焼き菓子をいただきながら、素敵な時間は過ぎてゆくのでした。

サイアムセラドン ティーハウス ブログ

みなさんも、チェンマイの中心部に位置するサイアムセラドン ティーハウスの素敵庭園で、セラドン焼き、そして本場 北部のお茶の味を体感してください。