父の仕事の関係で、小さい頃から東南アジアのフルーツをよく食べていた私。
ただ…唯一(?)、「これ食べてみたいんだよなぁ」と思いつつ叶っていなかった珍果があります。
それが…今回ご紹介する「バンレイシ」(別名:釈迦頭/シャカトウ)です!
タイの屋台でようやくGET。
このページでは、そんな様子や、バンレイシという果物に関して色々ご紹介したいと思います。
そもそも「バンレイシ」とは?
バンレイシは、バンレイシ科バンレイシ属。「チェリモヤ」の近縁種の木。
「森のアイスクリーム」として有名な「アテモヤ」の親戚で、見た目も似ています。
タイでは、「ノイナー/ノーイナー」、英語では、「Sugar apple(シュガーアップル)」、日本では、その見た目から「釈迦頭(しゃかとう)」を呼ばれています。
ちなみに、前述のチェモリヤやアテモヤなど、バンレイシ属の果実全般を「カスタードアップル」と呼ぶそうで、そちらの呼び名を使う人も。
旬は、7~9月ごろ。
バンレイシは、特に台湾で人気のようで、日本からの観光客は台湾で体験する人が多いようです。
タイの屋台でバンレイシを食べてみた!
はい、というわけで!
タイでしょっちゅう見かけたバンレイシ。私は、ピンクのガネーシャがいる事で有名な「Wat Saman Rattanaram(ワット・サマーン ラッタナーラーム)」の前に並ぶ、小さい市場のような、屋台のような場所で購入しました。
鱗のような分厚めの皮は、熟しているなら、ポロリと手ではがす事が出来ます。
写真のように、黒い斑点が出ていたら食べごろなんだって!
中には乳白色の実が。
黒い種が入っていて食べづらいですが、これをぺぺっと出しながらいただくのが、なんとも東南アジアっぽくて楽しい感じ(笑)
おじさんも、「ここにお捨て」と袋を指さしてくれます。
お味の方は…バナナと、キウイと、マンゴーと、そういえばドリアンぽい味もする…、本当にいろんな果物が合わさったような風味!
日本の果物には無い味ですね。
ちなみに、この果物、なぜ日本ではなかなか見られないのか、というと、とにかく熟し始めてから食べごろになるまでの期間が短いからだそう。
国内でも販売しているエリアはあるそうなのですが、まだまだ一般的ではないですよね。
…
というわけで、タイを訪れたならば、ぜひ、バンレイシこと釈迦頭を食べてみてください!本当に美味しい果物ですよ♡