数年前、タイ国王の病院「アバイブーベ」が作っているというコスメを取材したことがあります。
その時に初めて出会い、「なにこの植物?!」と、とても衝撃を受けたのが「バタフライピー」でした。
東南アジアをめぐる旅ライターとなった後は、カンボジア、タイをはじめ、各国でこの植物に出会う事になります。
今日は、そんな「バタフライピーのハーブティー」について。
タイに行ったらぜひ買いたい女子土産の1つ!
「バタフライピー」とは
「バタフライピー」は、「ピー」とつく、その名の通り、マメ科の植物です。
↓こんなお花。
この「バタフライピー」が、タイに行く女子から熱い視線を送られているのは、「タイっぽい」「日本ではなかなか手に入らないし、高い」という理由だけではありません。
バタフライピーの栄養素
それは、バタフライピー自体の中に自然に含まれる栄養素のせい。
特にアントシアニンが豊富なことから、目にイイだとか、抗酸化作用があるだとか、とにかく「女子的に嬉しい効果が期待できるかもよ?」という。
その証拠(?)に、古くからアーユルヴェーダ医療で用いられています。
タイではアンチャンと呼ばれていて、今回ご紹介するお茶の他、コスメやお料理に使われることも!
見た目がインパクト大!
そしてそして、とにかくわかりやすく面白い特徴が、その色。
ピグメントを入れていないのに、このカラー。
自然の色とは思えないインディゴカラーですよね。
さらに面白いのが、クエン酸(レモン果汁など)を入れると、ブルーから紫に色変化する様。
これ、お客様に出して、目の前で披露したら、絶対盛り上がりますよね。
バタフライピーのお茶自体、やはり「豆」の味がするんですが、レモンを入れることで豆独特のクセのある風味も消えて一石二鳥ですし。(蜂蜜を垂らすとなお美味しい。)
ちなみに、東南アジアで、お料理やお菓子が青いのはバタフライピーを使っているせい。(そして「緑」の場合はたいていパンダン)科学的な着色料ではないのでご安心ください。
「バタフライピー」のハーブティーが買える場所
タイではお馴染みの「バタフライピー」ですので、おそらくですが、旅中で一度は出会うと思います。
(コスメ類はもっとあるので、こちらは必ず。)
私が今回の旅でGETしたプロダクトはコチラ。
たまたまですが、チェンマイにあるセラドンカフェ↓の物販コーナーで発見しました。
みなさまも、空港やショッピングモールなどで、注意して探してみて。