タイでの観光地として、個人的におすすめなのが、白いモンドップの塔が青空に映えるフォトジェニックな寺院「Wat Sothon Wararam Worawihan(ワット・ソートーン)」です。
実はここ、観光客にはさほど知られていないのですが、信心深いタイの人々からは厚く信仰されており、かの「ワット・プラケーオ」に次いで参拝者が多いとも言われています。
…というわけでこのページでは、そんな「ワットソートーン」について詳しくご紹介したいと思います。おすすめ現地ツアーの案内も!
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「ワットソートーン」の地図 アクセス
「ワットソートーン」は、バンコク市内からまっすぐ東50キロ~60キロほどの場所、チャチョエンサオ県というトコロにある寺院です。
あの有名な「ピンクガネーシャ」がある寺院「ワット・サマーンラッタナーラーム」もすぐ近くにあります。
バンコクからは車で約1時間半ほど。
住所:Thep Khunakon Rd, Tambon Na Muang, Amphoe Mueang Chachoengsao, Chang Wat Chachoengsao 24000 タイ(グーグルマップで開く)
+66 38 511 048
というわけで「ワットソートーン」へ。そもそもどういう場所なの?
日本からお願いしていたオプショナルツアーを利用し、ホテルからブーンと2時間弱、「ワットソートーン」に到着しました。
この「ワットソートーン」は、アユタヤ王朝の末期である1764年に建立された寺院。
その名の由来は、祭られているご本尊「ソートーン大仏」から来ています。
写真の白い建物は、前国王プミポンの命によって1996年に建てられたもの。
なるほど、建物の前には、プミポンの干支であるウサギの像がたくさん並んでいました。
本堂の中へ!大理石が使われた豪華な内部
靴を脱いで本堂の中に入ります。
こんな言い方は罰当たりなのかしら…と思うのですが、外観と同じく、とにかくお金がかかっているので、相当見ごたえがあります。
大理石使いまくり。
床も天井も…目が暇になるという事がありません(笑)
川から発見されたご本尊
前述の通り、この寺院のご本尊は「ソートーン大仏」と言います。
ソートーンは、バーンパコン川↓で発見された、奇跡の仏像。
その隣には、前国王の写真。
私がタイを訪れた時期は、国をあげて喪に服しており、いたるところでこういった写真を見ました。
タイの人々は本当に国王を敬愛しているのですが、特にこのプミポン王は素晴らしく人格者であったために、それが一層深かったと聞きました。
さて、信心深いタイ人に交じり、私たちをお世話してくださっているガイドさんも本気のお祈りです。
また、ガイドさん曰く、来るたびに必ず、本人、家族、友人のために、祈りをささげた聖水をもらって帰るのだそう。
20バーツほど寄付し、私も2本もらいました。
シャワーを浴びるとき体に振りかけたり、シャンプーに混ぜて使ったりするんだって!
隣にある、昔の本堂へ移動
新しい本堂を見学した後は、そのお隣にある古い本堂へ。
コチラは打って変わって、大変な混雑です!
参拝に訪れる人にとっては、この建物が本当の(?)信仰の対象なのでしょうか。
地元の人にならって参拝してみた
建物内で、20バーツを寄付し、
お供え用のお花、そしてろうそく、お線香、金箔を受け取りました。
とにかく人が多いので、ガイドさんの声もあまり聞こえず(笑)まわりのタイ人の人たちをまねて、ろうそくやお線香を供えます。
(手順やマナーがあるとは思うのですが、みんなのマネをすれば何とかなります。)
そして、靴を脱ぎ、
さらに奥へ。
奥には仏像が多く並んでおり、ここで、先ほどお花と一緒に受け取った金箔を用意!
小さな紙片に挟まれているので、間違って捨ててしまわないように注意が必要です。
これを、仏像にくっつけ、ゴシゴシ。
貼りつけました。
なんとなく顔に…。(顔が良くなりますよーに!!)
…そういえば、観光客にはあまり知られていないという事前情報通り、欧米人、そしてもちろん日本人は一人もいません。
地元の人と思われる人ばかり!
それが証拠に、みなさんたくさんのお供えモノを抱えています。
おもしろいのが、そのお供えモノがほとんどゆで卵であること。日本ではあまり見ない光景…興味深い!
中には、大きな豚の頭を持ってきている人(写真中央からちょっと右に注目!)もいて、ガイドさんによると「願いがかなったからお礼に持ってきたんでしょうね」とのこと。
そんな話に心ホッコリと「おじさん、本当によかったねぇ」という気持ちを抱えつつ、ワットソートーンを後にしたのでした。