首都バンコクから飛行機で1時間、タイの北部にある古都「チェンマイ」を訪れた際、さまざまな場所で、”まあるい米菓子”に出会いました。
最初は食べ方?すらわからなかったものの、その素朴なおいしさの虜になり、屋台のような場所で買い求めたり、と楽しみました!
…というワケで、このページでは、そんな素朴な菓子「カーオテン(もしくはカオテン)」についてご紹介したいと思います。
「カーオテン」って?
カーオテンは、米どころであるチェンマイらしい、おせんべいのような地元菓子。
もち米を丸く成形し、油で揚げています。
トッピングなしのシンプルなものもありますが、カシューナッツやカボチャの種、そしてゴマなどが上に乗っかっているものが多く見られます。
ちなみに、私が初日に宿泊した、シリパンナというホテルでも、上の写真のようなカーオテンが、ウェルカムスイーツ(?)として置かれていました。
(実は、最初、このお菓子の事を知らなかったので、ベッドの上にあるカーオテンを見て、友人と顔を見合わせ首をかしげたもんです・笑)
ちょっとお洒落な「カーオテン」
とあるスパで出てきたカーオテン。
シンプルなカーオテンの他に、蜂蜜やチアシード(!)、白ごまなどが別皿に出てきました。
カーオテンは、キャラメル掛けされているものもあるようですが、こういったシンプルなものを、その場で蜂蜜につけて食べるのも、とっても美味しい!
日本では、スーパーフードとして大ブームになっているチアシードが、たっぷりと、普通に(?)出てきたことも、なんだかビックリしたなぁ、という思い出。
カーオテン…このほか、お食事の前菜としても使われたりするそうです。
同じお米の国でありながら、これだけ違った食べ方をするタイと日本…
だから食文化って面白いんですよね。