日本と同じく、米作りが盛んなタイ。
輸出国としては、なんと世界第一位なんだそうです。
女子のみなさんも私と同じ気持ちだと思いますが、ほんと、タイ米、美味しいよねぇ~…。(と書くと、なんだか時代の流れを感じますが)
さて、そんなタイだけに、食事以外にもスイーツとして米を使う事も多いんですよ。
今日は、そんな米スイーツの中で、「コレ、美味しい~~~!」と大感動した「KHOW NIEW MA-MUANG(カオニャオ・マムアン)」をご紹介したいと思います。
「カオニャオ・マムアン」とは
カオニャオマムアンは、熟したイエローマンゴーに、”ココナッツミルクと砂糖で煮たもち米”を添えたスイーツ。
英語で言えば、「マンゴースティッキーライス」。
甘く煮つけたもち米と、マンゴーの酸味がベストマリアージュ。
女子ならば嫌いな人はいないであろう…そんなお味です。
もち米の、芯があるんだけども弾力がある…という食感もまた秀逸!
モチ米の上には、「クリスピーイエロービーン」と呼ばれる、揚げた緑豆が乗っていることが多く、食感にアクセントを与えています。
まぁ…この組み合わせ、文字面で見ただけでも、そのおいしさの想像はつくかと(笑)
なんとなく和菓子に通じるお味のため、日本人にも好まれるのかもしれません。
ちなみに…タイのもち米について。
ちょっぴり余談。タイのもち米=カオニャオ文化について少し。
特に稲作がさかんなタイの北部(チェンマイやその周辺)でよく食べられていて、竹を編んだ筒の中に入って提供されます。
「カオニャオ」は、「粘り気のある主食」という意味なんだそうです。
ナンプラーや唐辛子で味付けされたお料理によく合う~!
「カオニャオ・マムアン」の作り方
実はわたし、チェンマイで滞在したホテルで、カオニャオマムアンを作ったことがあるの!
という事で、簡単なレシピ的なことをまとめておきます。
タイのもち米が手に入ればぜひそれで。「なんちゃって」でOKな方はおうちにあるもち米で~。
材料
・マンゴー2個
・タイのもち米(カオニャオ)500グラムくらい
・ココナッツミルク2カップ
・砂糖1カップ(お好みで調節)
・塩 おおさじ2分の1(お好みで調節)
レシピ 手順
1.もち米を炊きます!
ちなみにタイでは、蒸し機用のお鍋「モーヌン・カオニャオ」と、蒸し機用のザル「フワット」を使って蒸します。
↓こんな感じ。
フワットの中に、もち米を入れて蒸すワケです。
2.お鍋にココナッツミルク、砂糖、塩を入れて一煮立ち。ココナッツミルクソースを作ります。
3.ココナッツミルクソースの鍋に、モチ米を入れてさらに煮ます。
4.マンゴーの皮を剝き、食べやすいように切り、モチ米と一緒に皿に盛ります。
もしあれば、最後にイエロービーン(緑豆)をパラリとかけると完璧です。
日本ではあまり見かけませんが、カルディなど海外食材が揃うお店で「イエロームングダル」という名前で売られています。
そんなワケで、完成…
簡単ですね!「なんちゃって」ならばお家で出来そう。
「カオニャオ・マムアン」が食べられる場所
タイの定番オヤツなので、ワリといろんなところで提供されているハズです。
ここでは、個人的におすすめのカフェ、ショップを紹介しますね。
マンゴタンゴ
バンコクの人気のマンゴー専門店「マンゴタンゴ」!
グッズもカワイイので、ぜひ立ち寄りたいお店です。
住所:ถนน พระราม 1 Pathum Wan Rama 1rd.,, Siam Square Soi 3, Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330 タイ(グーグルマップで開く)
*マンゴータンゴーは、店舗の移動がワリと頻繁なお店ですので、最新情報をオフィシャルサイトから確認の上、お出かけ下さいね。
スワンナプーム国際空港にある「MANGO」
これ、オススメ!
バンコクのスワンナプーム国際空港内のお店、その名も「MANGO」が、すっごい便利なんですよ。
同行者が、「帰りの飛行機の中で食べようよ」と搭乗前に購入。
疲れた体に、酸味のあるマンゴーと、あま~いもち米が、本当に最高でした。
ありがとう!ありがとうHちゃん!
ちなみに…機内で食べずにそのまま日本に持ち込もうとしたら、検疫で没収されるので気を付けてくださいね。
はい!
てなワケで、マンゴースティッキーライス「「カオニャオ・マムアン」についてご紹介しました。
これ、絶対食べてきて~!