バンコク一の歴史を持ち、そして観光スポットでもある巨大寺院「Wat Pho(ワットポー)」。
そんな「ワットポー」は、当時の王が、国中の有識者を集めその知識を集約、「知識の殿堂」と言われるほどの施設で、当然、伝統医療に関しても当時の最高学府でした。
そんなワケで、併設のマッサージ学校で受けられるタイ古式マッサージや、無料で開放されているタイ式ヨガ「ルーシーダットン」なども大人気で、「寺院でありながら美の総合スポット」としても、タイ女子旅としては欠かせない場所になっています。
…というワケでこのページでは、後者の「ルーシーダットン」体験についてご紹介したいと思います。詳しい場所案内もアリ!
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そもそも「ワットポー」とは
まずは、寺院「ワットポー」について。
ワットポーは、チャクリー王朝ラーマ1世の守護寺として建立された第1級王室寺院です。
数多くの芸術品が収蔵され、あらゆる学問の拠点としても有名で、現在も、歴史的、文化的に重要な寺院として、民族や宗教を問わずすべての人々の信仰を集めています。
「ワットポー」の住所とアクセス
住所:2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Krung Thep Maha Nakhon 10200 タイ(グーグルマップで開く)
「ルーシーダットン」とは?
ルーシーダットンとは、昔からタイに伝わる健康法。
「ルーシー」=修行者または仙人、「ダッ」=ひねる、引っ張る、押す、「トン」=自分、ひとり…直訳すると「仙人体操」となります。
その始まり、約2500年前。
多くの人たちが悟りを開こうと、厳しい修行を続けていました。
修行を行う時には、同じ姿勢で長時間座り続けるため、負担がかかり身体のあらゆる場所に痛みが生じます。
そのため、凝り固まった身体を自己整体し、気分をリフレッシュするたくさんのポーズが生まれた…それがルーシーダットンの始まりだと言われています。
「ワットポー」と「ルーシーダットン」
冒頭で書いた通り、ワットポーにはタイの伝統医療に関する知識が集約しています。
当然、ルーシーダットンについてもしかり。
それが証拠に、当時の王ラーマ1世の命により、タイ古式マッサージのポーズや薬草学にまつわる記述が壁画に書かれていたり、ルーシーダットンを行う修行者の石像がある「カオ・ルーシーダットン」という健康庭園が、今でもその敷地内に残っています。
さっそく「ルーシーダットン」を体験!
詳しい場所と時間
ワットポーでのルーシーダットンは、別記事でもご紹介したタイ古式マッサージが受けられる「Wat Pho Massage Sevice」の前で行われます。(写真の地図18番の位置)
8時スタートですが、この場所まで少し歩きますので、ワットポーへの到着は10分前までに!
時間通り、該当の場所へ行くと、先生がやってきておもむろに体操が始まりました。
通常のヨガよりも簡単な印象で、初めてでも気軽に参加しやすい!
20ポーズほどをゆっくりと行い、終わった後には、お茶のサービスも♪
早起きが必要ですが、涼しい空気の中でのルーシーダットン、なかなかない体験!
身体がリセットされて気持ちが良いですよ〜。
みなさまもぜひ!