【アユタヤ】王が眠る美しい仏塔が見もの「ワット・プラ・シー・サンペット」

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ワット・プラ・シー・サンペット

14世紀半ばから約400年の間、王朝の首都として栄えたアユタヤ

遺跡となった今もなお、さまざまな姿で私たちを魅了し、タイの観光スポットとしても有名です。

今日はそんな遺跡群の中から、その美しさから特に人気のある「ワット・プラ・シー・サンペット」をご紹介したいと思います。

見どころをお届けしていきましょう!

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「ワット・プラ・シー・サンペット」とは?

ワット・プラ・シー・サンペットは、アユタヤ王朝の王室守護寺院です。

アユタヤ王朝で最も格式の高い寺院で、その姿も他の寺院より美しく印象的。

1491年ごろに完成したと言われています。

王が眠る3つの仏塔

この遺跡のシンボルとなっているのが、シンメトリーに並べられたセイロン様式の仏塔です。

ワット・プラ・シー・サンペット

均整のとれた美しい仏塔はチェディ(Chedi)と呼ばれます。
余談ですが、バンコクのワットプラケオの原型とも。

この3つの仏塔には、それぞれ9~11代王の遺骨が納められています。

ワット・プラ・シー・サンペット

近寄ってみると、意外にデカい!

そして特筆すべきは、ほかの遺跡と比較しても、わりかし綺麗に白い漆喰の装飾が残っています。格式高い建物なので、ローカヤースッターの涅槃像のように後世に修復したのかな?

破壊された退廃的な姿も魅力

それら3基の仏塔と、まるで対比するかのように、その周りの施設は1767年のビルマ軍の攻撃(アユタヤが滅ぶきっかけ)によって破壊されたままの姿で残っています。

ワット・プラ・シー・サンペット

このあたりには、当時は王室専用の寺として仏教施設がありました。

高さ15メートル以上もある黄金の仏像(これが寺院名にもなっているプラ・シー・サンペット)もありましたが、もちろんそれも破壊。

そうそう、こちらの遺跡は、夜になるとライトアップされるとの事。
残念ながら私たちは時間があわず未体験ですが、時間に余裕がある方はぜひ。

「ワット・プラ・シー・サンペット」の場所と観光方法

さて、そんな「ワット・プラ・シー・サンペット」は、バンコクから北80キロほどの場所にあります。

別ページでご紹介した、アユタヤ最大の涅槃仏がある「ワット・ローカヤースッター」は、道を挟んでお向かい。一緒に訪れましょう。

アユタヤ遺跡の中心街は四方数キロほどの範囲なので、1日でワッと回ってしまうのが通常の観光方法。

旅慣れない方、女子旅の方は、オプショナルツアーなどを利用するのが吉。

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電車を利用して現地までたどり着ける自信のある方は、トゥクトゥクを利用してグルリと回るのも◎
時間は3~5時間、料金は1000バーツ弱?が目安だと思います。